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OTHER WORDS

【第三次世界大戦】

  • 西暦2150年に勃発し、それから10年に渡って続いた核戦争。俗に「世界の終末」と呼ばれる。
  • 事の発端は、長い間エネルギー源を提供し続けてきた発展途上国が経済成長期を迎えたことと世界の歴史において進化しつくした先進国が、国民の高齢化により頂点に君臨する力を失ったことである。

  • 経済成長に伴って生活水準が向上しつつあった途上国は、エネルギー源の輸出を渋るようになり、エネルギー源を入手する術を失って弱体化する先進国が開戦の火ぶたを切って落とした

  • 第二次世界大戦後は大量破壊兵器が使用されない期間が長く、当時の兵器はシミュレーションによる架空の情報しか得られていなかったため、「戦争を忘れた世代」は現実味のない架空データに基づいて兵器を運用し、世界人口を約12億人まで減少させる結果となった。環境汚染によって住めなくなった国は捨てられ、実質国境は消失、全世界の経済破綻を招いた。

  • 勝者らしい国は現れず、2160年にオリンポスが完成し、同時に終戦を迎えた。


 

【オリンポス紛争】

  • インフレイムによるオリンポスへの一連のテロ行為および、国属PMCとインフレイムによる戦いのこと。終戦から40年が経過し、オリンポスが国家としての落ち着きを得て人類の復興・再建の兆しがようやく見え始めた2200年に勃発した。

  • 主将・ラクーンドッグ率いる超大型半生物兵器のインフレイムがオリンポスへ急襲したのが開戦のきっかけで、当時のオリンポスは非暴力を信念に建設されており、外部への積極的な攻撃手段を持ち合わせておらず、外側から3層を突破される大打撃を受けた。

  • その襲撃以来、インフレイムとオリンポス管理局ゼウスとの睨み合いは今でも続いている


 

【旧世界】

  • 第三次世界大戦が終戦した2160年よりも前時代の俗称。

  • 高齢化によって衰退しつつある先進国と、ポスト先進国の発展途上国で構成されていた将来を顧みない環境破壊が問題視されており、IT、機械、医療、化学、etc、各技術は超発展期を過ぎ飽和状態になっていた


 

【有志傭兵雇用制度】

  • オリンポスに反感意識を持たないスラムの住民が、インフレイム・自然災害・テロ攻撃などからオリンポスを護衛する傭兵として働く制度のこと。オリンポス紛争の開戦直後に制定された。

  • 治安維持に大きく関わった傭兵団は英雄と賞賛され、この政策はしばしば「雇われヒーロー政策」と呼ばれる大きく功績を残した個人・団体には、ゼウスから軍資金や食料などの報酬が贈られる。また、功績を重ねることでゼウス直下の傭兵団として雇われるようになり、特に優秀な者は当局へ昇格のチャンスも得られるという。

  • スラムの治安はオリンポスの治安にも繋がるため、スラム街の犯罪抑制に貢献したり被災地区の復興に手を貸すことも多くあり、警察や消防組織のような役割も担っている。

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