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INFLAMES

<組織>

  • 概要:

    • 過激派組織「インフレイム」。

    • 総司令にラクーンドッグと名乗る女を据え、甲殻に覆われた巨大生物兵器群で構成されたテロ集団。

    • 組織幹部らしき戦闘特化型のヒト型/獣人型個体が数機確認されている。

    • オリンポス城壁の陥落を目論むと考えられているが、理想郷の管理者ゼウスへの憎しみか、独裁状態に身を委ねるオリンポスやスラムの住人への怒りか、侵略の動機は不明。

    • 巨大生物兵器群を引き連れてスラムに現れては国属PMCやゼウス自衛課と抗争を続けており、オリンポス城壁を数枚破られることも少なくない。

    • ラクーンドッグと幹部個体は白迷彩の野戦服と補助外骨格を多く着用し、雨や濃霧の多いスラムに身を潜める。

    • 「インフレイム」はスラムの住人から発祥してオリンポスやゼウスまで浸透した俗称で、正式名称は不明。

  • 関係:

    • ゼウス

      • ゼウスは地球最後の理想郷たるオリンポスの管理者であり、侵略の障害となる存在。

      • オーウェンの父サイラスはWW3時点のラクーンドッグの上司にあたり、一連の侵略行為は戦時中の確執による復讐の可能性が考えられるが、ゼウスはその事実を世間に公表していない。

    • エニグラドール

      • 国属PMCの中でも特に高い戦力を持ち、侵略の大きな障害となる存在。

      • 巨大生物兵器群のみならず、幹部クラスのヒューマノイドやラクーンドッグと対話/交戦したことがある数少ないチームである。

      • フォックスとラクーンドッグはWW3時点の同僚だったが、フォックスは戦時中の確執により強い憎悪を抱いている。

    • スラム

      • インフレイム出現時には侵攻予想ルート上に警報が発令され、住民が(あらかた)避難したあとの居住区がPMCの臨時戦闘区域に指定される。

      • 住民らは正体不明の巨大生物兵器群を災害のように忌み嫌うが、インフレイムやラクーンドッグを「独裁国家オリンポスを転覆させ、すべての人々に平等をもたらす神の遣い」として崇める層が現れている。

    • オリンポス

      • 住民らはオリンポスの城壁と国属PMCに守られた生活を送り、インフレイムに対して危機を感じることはめったにない。

      • 城壁外の侵攻状況は国営放送などで報道されるが、住民らは遠い国の出来事のように認知している。

  • 拠点:

    • 廃工場地帯よりも外側の荒野や上空、メトロの廃線など様々な場所から現れるため、詳しい拠点は分かっていない。

    • PMCやゼウスは拠点を探るため、幾度となく工作員に追跡させているが、幹部クラスのヒューマノイドに殺害または無力化されて発見されるか、多くは失踪する。

 

<性能>

 

  • 概要:

    • 高い制圧力を持つ、戦闘特化型の人造生物兵器の集団。

    • 意思疎通が可能なヒト型/獣人型個体と、数メートルから数十メートル級の動物型個体が存在する。

    • エンジニアや建造所など、設計/製造に関する情報は明らかになっていない。

    • それらの怪物はラクーンドッグの手足となり、人類最後の理想郷を蹂躙する。

  • 構造:

    • 大型生物兵器群

      • 討伐後の残骸がゼウス自衛課によって分析され、ある程度の仕様が明らかになっている。

      • かつて地球上に存在していた生物をモデルとし、各生物の脳と同じ場所にコア(処理中枢)が配置されている。

      • コアを起点に糸状の神経繊維が展開され、細胞はコアで定義された遺伝子情報に従って増殖すると考えられている。

      • 細胞は植物的性質を持ち、コアの情報と水(雨)/酸素/二酸化炭素/日光などを供給することで万能細胞から無限に分裂する。

      • インフレイム討伐後の終了処理として、無力化した個体の体内からコアを取り出して破砕/焼却/神経線維を切断するか、個体そのものを屋内拘束するなどが挙げられる。

      • 終了処理を適切に実施しない場合、ゆるやかに細胞が増殖して肉体が完全に再構築され、活動状態に戻る。

      • 筋細胞の上記特性により、細胞内の水分量変化による膨圧(ネムノキ亜科の一種に見られる機能)を利用して駆動していると見られる。

      • 体表は合金製の装甲板で覆われており、多くは火器や銃器などの兵装を伴うが、制圧の要因は数十メートルに及ぶ巨体や機動力にある。

      • 各種言語や信号による意思疎通が可能な個体は確認されていないため、ラクーンドッグまたは幹部による司令によって活動すると考えられている。

      • 体液は黒く、目や口腔と見られる部位とコアは真紅。

      • 襲撃時にリズムや階調のある「歌」らしき音を発しており、それらはヒトの可聴域外までオクターブを上げたもので、通常聞き取ることはできない。

    • 幹部

      • ゼウスやPMCが討伐/捕獲した前例はなく、詳細な調査は行われていない。

      • 二足歩行を行うヒト型や獣人型の個体が幹部に相当し、ヒト同様に言語を用いた高度な意思疎通や状況判断が可能であることから、ヒトの脳やスタンドアロン化された汎用AIなどが組み込まれていると思われる。

      • 一般的な戦闘指向のヒューマノイド/サイボーグ同様、体内外の強化や特殊兵装(反重力ユニットや超圧蓄電ユニット)を付与されており、大型生物兵器群を大幅に上回る機動力や耐久性を有する。

      • エニグラドールやゼウス自衛課との交戦で負傷する様子もまれに見られるが、傷痕が一定期間残ることが確認されており、ユニット交換ではなく何らかの自己修復機能による治癒と考えられる。

      • 大型生物兵器群と同様に体液は黒いが、外部仕様は個体ごとに大きく異なる。

      • ​コアが存在するか否かは確認されていない。

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