OTHER AREAS
【廃工場地帯】
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概要:
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オリンポスを取り囲むスラムの、さらに外側に位置する。WW3で小規模な核攻撃を受け、財政難も加わってほぼ全ての企業が倒産し、現在はもぬけの空である。劣悪な環境のため人間が立ち入ることは少なく、無法地帯と化している。
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オリンポスから離れるほど放射能汚染は悪化し、居住に適さなくなるため、スラムの中にも居場所のない極貧困層は、廃工場地帯ギリギリまで追いやられて生活している。
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廃墟が密集しメインストリートは無く、狭い路地が工場の間を縫うように広がっている。長期間人の手が加えられていないため廃墟は劣化が進み、まれに廃墟の倒壊に巻き込まれて多くの死傷者が出る。
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廃工場には旧世界の技術資料・物資・薬品などがまだ保管されており、その物資を回収することを生業とする者もいる。
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【外界】
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概要:
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オリンポスやスラムの住民らによる、廃工場地帯より外側の世界の俗称。WW3で減少した結果、現在の世界の総人口は約12億人となったと言われている。核戦争の余波で生態系が変化し、荒野か砂漠が広範囲を占めていると言われる。
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放射能濃度が高い場所が点在し、その地点を避けるルートを通るか、放射能防護スーツを着なければ被爆する。
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【マリネリス】
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概要:
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オリンポス建国の4年後に造られた第2の要塞都市。基本はオリンポスの傘下にあり、まだ国としては認められていない。
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名前の由来は、かつて火星移住計画で設計されていた都市名の残滓らしい。
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統治:
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総合管理局「ポセイドン」によって統括されている
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システムはオリンポスに倣っているためだいたい同じだが、オリンポスよりも少々治安が悪い
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住民:
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裕福層と貧困層をまとめて約1500万人がごっちゃになって暮らしている
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オリンポスのように財力でスラムと分離されているわけではない
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有名な科学者・エンジニア等はオリンポスへ引き抜かれて居住を依頼される
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場所:
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旧世界のアメリカ合衆国・ミネソタ州のミネアポリスと同じ場所に位置する
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オリンポスからは直線距離で約1000km離れている
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外観:
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強化アクリル製のクリアドームで覆われている
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ドームの形状は半円の頭頂部を切り取ったような形をしているため、天候の影響は普通に受ける
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内観:
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ミネアポリスの建物をそのまま居住区として使っている
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時代の変遷で古い建造物にデジタル化が施されている
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ドームの外壁には街の管区ごとにゲートがあり「×番ゲート」と呼ばれる
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ドームの中央にあたる地下部分にポセイドン本部がある
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気候:
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オリンポス周辺とは気候が異なり、オリンポス程雨は多くない上に酸性物質の濃度が薄いため農業に適している
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ドームの周辺では農業・畜産が盛んで、ドームの中で暮らしている人々が外に出て農業を行っている
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公用語:
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英語
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通貨:
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米ドル
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物々交換で交渉が成り立つことも多い
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宗教
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旧世界での自国の宗教を信仰することは自由。
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しかし思想を他者へ強要する、または布教目的の団体を結束する等の行為は罪に問われる
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物流:
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オリンポスや他に建築された要塞都市と貿易を行っている
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主に畜産・農産物を輸出している
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