CHARACTERS
HAL FOX
ハル・フォックス
エンジニア。遺伝子工学と情報工学の鬼才。
少年のような茶目っ気と深い闇が同居する、穏やかで優しく、不気味な男。
WW3時代に妹を殺され、ラクーンドッグを憎んでいる。
「人類を作り直す」ためにエニグラドールを作った。
作業に集中するため、狐面を被ったりする。実は80代。
MIKE “THE KITTEN”
ミケ
エニグラドール:08
赤毛の少女型ヒューマノイド。心優しく、闘争を嫌う。
作られた当初は臆病で寡黙だが、仲間との生活で感情を獲得していく。
戦闘能力は低いが、すぐれた聴覚で周囲の情報を収集する。
絵本を読んだり、ギガから料理を教わるのが最近のマイブーム。
ROCK “THE OSTRICH”
ロック
エニグラドール:06
褐色の少年型ヒューマノイド。お調子者で好戦的。ポジティブで気分屋。
ジャックを守るためなら、たとえ仲間でも殺す覚悟がある。
高い機動力で戦場を駆け回る。瞬間最高速度は視認できないほど。
テレビゲームやダンスが好き。タタラにイタズラを仕掛ける趣味もある。
JACK “THE SWIFT”
ジャック
エニグラドール:07
ロックの双子の弟。褐色の少年型ヒューマノイド。兄より少し心配性。
ロックの生存を自分の命よりも優先する。
兄弟で連携して廃墟を飛び回り、敵を翻弄する。両手の爪は自慢の武器。
ミケを渾身の変顔で大笑いさせようと画策している。
HONOME “THE HORNET”
ホノメ
エニグラドール:04
ブロンドの女性型ヒューマノイド。穏やかでのんびり。事なかれ主義。
実体のないホログラムで、コアはとても頑丈。エニグラドールが全滅しても、彼女のコアがブラックボックスとして真実を語る。
貴重な晴れの日には、屋上に出て充電するのが趣味。
TATARA “THE LIZARD”
タタラ
エニグラドール:02
体格のいい青年型ヒューマノイド。ひかえめで臆病。争いごとを避ける。
接近戦も狙撃もこなせる戦闘特化モデル。あらゆる物理攻撃を反射するシールドをそなえ、接近戦ではほぼ無敵だが、眼鏡は唯一の弱点。
イタズラ被害者の会・会長。双子には「いい悲鳴を上げる」と好評。
CYAN “THE SPIDER”
シアン
エニグラドール:03
南部訛りの女性型ヒューマノイド。短気で豪快。口より先に手が出るタイプ。
体内に仕込んだ強化炭素繊維を使い、傷ついた仲間の応急処置をする衛生兵。
処置は的確で痛いと評判。適当そうに見えて仕事は真面目にこなす。
実は美的センスが壊滅的で、服や髪型はホノメに見立ててもらっている。
NANASHI “THE BAT”
ナナシ
エニグラドール:05
長髪の青年型ヒューマノイド。粗野で喧嘩っ早く、ヤンキー気質。
潜入や暗殺任務向けのやや小柄なモデル。暗闇でも行動でき、爪や翼でターゲットを音もなく殺害するが、本人は「性に合わない」とぼやいている。
ミケをいたく気に入っており、一緒に絵本を読んだり遊んだりしている。
GIGA “THE WOLF”
ギガ
エニグラドール:01
人間離れした体格の男性型ヒューマノイド。愛情深く、慎重で仲間想い。
5段階の出力リミッターを持ち、すべて開放すれば地形を変えるほどの破壊力となる純戦闘型モデル。再生能力があり、大抵の傷はすぐに治ってしまう。
本業は傭兵ではなく料理人だと言われるほど料理が上手。手先も器用。
RACOONDOG
ラクーンドッグ
オリンポスを襲う恐怖の隣人。獣の仮面で顔を隠した女サイボーグ。
WW3時代にフォックスとの因縁があり、エニグラドールと交戦することもあるが、その目的は不明。義体化した肉体と高い格闘技術を誇り、間合いを詰められたら最後、電熱ブレードで両断される。
生物兵器インフレイムを引き連れ、しばしばスラムに出没する。
LAROUX
ラロックス
翼と2対の眼を持つ男性型ヒューマノイド。凶暴で好戦的なナルシシスト。
反重力ユニットと翼で飛び、同ユニットによって物体を圧縮・爆散させる戦闘型モデル。動体視力に優れ、一対一では打撃を当てることはまず不可能。
性能の関係でよくタッグを組まされるが、カスケードのことが嫌い。
CASCADE
カスケード
2対の腕と翅をもつ男サイボーグ。掴みどころがなく、軽薄で残忍。
触れたものや標的に高圧電流を流す機能を持ち、接近戦や空中戦もこなす純戦闘型。本人の性格も相まって、必要以上に残虐な手段を用いて戦ったり、拷問を好む傾向がある。
訳あってラクーンドッグに身も心も差し出したと言うが……。
ANTINNY
アンティニー
骨格標本のような姿の少女型ヒューマノイド。気性は荒いが生真面目。
髪に似た無数のナノケーブルを持ち、あらゆる電子機器やロボットを乗っ取って操作するハッキング特化型モデル。味方の戦闘をサポートすることもある。
ラクーンドッグを崇拝しており、無礼な態度の仲間たちによく怒っている。
GUMBLAR
ガンブラー
身長7m、巨大な獣人型アニマロイド。寡黙で博愛主義的。
かつて土木工事用に生産されたモデルで、作中で現存する二足歩行ロボットの中では最高の出力を誇る。掘削用の共振発生装置をそなえ、あらゆる物体を粉砕する。誰にでも愛情深いが、ラブレターを甘やかす一面もある。
LOVELETTER
ラブレター
両腕が欠損した少女型ヒューマノイド。好奇心旺盛。無邪気で残忍。
戦闘能力らしい戦闘能力はなく、大抵はガンブラーに抱えられて移動する。
オリンポスに致命的な打撃を与える、何らかの機能を搭載しているらしいが……?
OWEN MERRICK
オーウェン・メリック
オリンポス管理局ゼウスの総局長。誰にでも人当たりがよく合理的。
WW3で生き残った人類の叡智を守り、世界に新しい秩序と平和を築こうとしている。